長谷川建築デザインオフィス株式会社

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ユニークプロジェクト

ナチュラル・モダン02|小庭が居心地を醸す開放感に富んだ住まい

 

正方形2個分480×240

LiverSide House|Exterior Photo

通りから見る|2階建てのボリュームを感じさせない、あたかも平屋建てのような佇まい

正方形2個分480×240

この住まいの特徴は、いたるところある小庭です。

ひとは視線をまっすぐに向ける習性がありますが、それを受けとめる場所をアイストップと呼ぶことは、皆さんご存知でしょう。               

この住まいではアイストップになる場所には、いわゆる壁や彫刻とか絵画とかといった物体ではなく「抜け|ヴォイド」を置いています。 そこにタイプの異なる小庭を設えて、風がそよいで庭木が揺れていたり、サツキが燃えるように咲いていたり、 川面が揺れていたり、、、といった「様態」が感じられます。

              

佇みたくなるような場所をたくさん創って、住まう方が思い想いに愉しめる、そんな居場所ができました。

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Sight Plan

小庭|抜け|ヴォイドと室内の関係を示す図です

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南の築山(築山の下はガレージ)から見る

深い軒下、海からの強い風を受け流すテラスの造形

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2F Plan

VOIDと記されている場所は吹抜けを示しています。縦にも横にも「抜け」が連なっています

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南庭からのぞむ

バスルームと個室は深いひさしの架かったデッキに結ばれていて、かっこうの夕涼み場所となっています。

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どま空間をのぞむ

食のスペースは広い「どま」を介して庭と結ばれています。

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入口まわりと玄関の印象

築山の下のガレージ以外にもパーゴラのようなしつらえのカーポートを設置しています。

玄関から見通すと奥に光を帯びた小庭が見えます。

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玄関まわり

沓入れと一体的にベンチをしつらえています。

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アイストップに現れる小庭の抜け

視線は光を伴った小庭に導かれます

左手に意表をついて現れる小庭

アイストップの小庭に向かいながら進むと強い光が左手から差し込みます。この小庭は南の庭までがバスルームを 介して抜けて行きます。築山は季節に艶やかな華を咲かせ目を楽しませてくれます。幾重にも空間の層が重なります。

 

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さまざまな「抜け」が出会う場所

右手には玄関から導いた小庭、奥の広がりは食堂そしてどま、その向こうには川面がつながります。

左手は開放感に富んだ深い軒下空間が連なります。季節には真っ赤に燃えるようなサツキの築山が望めます。

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縦の広がりと抜け

上部に視線を移動すると2階を行き交うブリッジ状の廊下が目に入ります。階段もベンチのようなしつらえで居場所としています。

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縦の風通し

夏場の通風を促進する高窓が用意されています。        個室も吹抜け越しにさりげなく結んでいます。

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1階と2階を結ぶ視線と抜け

タタミの間の建具は2面開放されて、小庭の引戸も同様に2面開放されます。

2階のブリッジから見おろすと、この小庭が見え隠れしています。

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ウォークスルー型のキッチン

ソファコーナーと食事スペースそしてデッキへとサービスしやすい場所にキッチンを 位置づけて通り抜けられるようなプランです。

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南西に位置するダイニングは深い庇と土間で緩和します

季節によっては川面に反射する光が天井に映り込みタマユラを成します。

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蓄熱土間空間の様子

夏場は庇でしっかり陽射しを遮り、冬場はこの土間に光をあてて蓄熱する「パッシブソーラー」の手法です。

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1階、南東に位置づけた寝室

朝日を受ける光障子で朝の目覚めをむかえます。

土壁とタイル、無垢の板で落ちついた印象に仕上げています。 少し小物が置けるヘッドボードも小粋にデザインしています。

  

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