街角の姿｜東面の主採光敷地は夏場暑い家になりやすい。外付の電動ルーバーを全面に装備し夏場の午前は外構をシャットする構え。これでエアコンの稼働時間が短縮される

太陽高度が上がるにつれルーバーの角度を水平にし、直接光線を入れず反射光で明るさをいれる調整をはかる。焦げ茶色の外塀はAアイカのジョリパットの限界色の濃い茶

夕景に映える街角の家。道路側の窓はプライバシーを配慮し主に移動空間に開けられているため、人の移ろう様子が絵になる

街角からの夕景

1階の広い土間は親世帯スペースで街の寄合い所として近隣の方々が良く集う

奥行き感のある室内が街角に向かって抜けを持っている

子世帯のソラに向かう階段

子世帯の階段の行き来が影絵のように親世帯に感じられ詩的なコミュニケーションを生んでいる

北のソラは青い。視線の抜ける場所を見いだして一気に階段のプラン刷る。 ソラというより宇宙につながるような階段。広がりが心地よい

階段を上り詰め街と対話する

子世帯のリビングの広がり。黒い腰壁は黒皮鉄板の無垢の板。強い存在感を放つ

パノラマのように展開する町並みを様々な角度から借景

V型のキッチンで広がりを受けとめる

右のスリガラスは洗面、脱衣ゾーン。光庭のような効果で家の中心部を明るく照らしだす

太いリボン状の螺旋階段が滑らかに浮き抜けを上昇する。さりげなく設置したPCコーナーが嬉しい

キッチンの背後にこんなにも窓を配する家は珍しい。街を背景に集い創り食べるキッチンだ。

吹抜けに面し窓をもった居室。月並みな構成だが、やはり楽しい。

明るい洗面空間はリビングにスリ硝子を通じて間接項をもたらせる光の筒を担っている