どまだん改修システム02|ゼロエネ住宅に大改修
■まず刷新された平面計画をご覧下さい
×1階は小部屋ばかりで、北側(平面の上部)空間は日が当たらず寒くじめじめ。小部屋も多く通風も悪い → ◎広がりに富んだ、北、南の差がなく明るい、通風良好のループプラン(廻れる間取り)に大変身しています。
×2階は逆に、大人4人の個室としては、収納も部屋数も足りない2階を→ ◎収納のしっかり装備された個室空間に。通風性のをあげるべく引戸を多用。屋根断熱をやりなおし、涼しい2階へ。
☆スロープでバリアフリー化☆2面開くトイレ☆リビングクロゼット☆ロングロングカウンター、、などなど、どまだんならではの大空間が寒くならないメリットを利用して 自由自在にデザインしています。自由でなければリフォームではない!
■リフォーム後の空間
おおらかな空間は、まるで自由設計の新築のようです。
■使いやすいキッチン
二方向からアプローチできてサービスしやすく手伝いやすい。家事を愉しくするキッチンはスペックではなく間取りで決まります。
■さまざまなアイデア
バリアフリーとは段差だけでなく、これまでになかった発想が必要です。介護サポートしやすい普通サイズのトイレ|非常時に二面空いてしまうというアイデア。あるいは、ロングロングカウンターでなんでもかんでも行いましょう、これもバリアフリー|なんでも受け入れる|という考えのひとつ。/p>
■2階の間取りは快適な個室を創るに徹底し
それぞれ社会で活躍する大人四人がそれぞれの充実実したスペースを持ちたい。既存の間取りを一旦白紙に戻し 構造計画をやりなおし、梁を補強し、満足の行く個室空間の完成です。お父様のスペースはリクライニングエリア付き。
■コストパフォーマンスをバランスよく
リフォームは欲張りすぎると、時に新築を超えたコストになります。省エネ性能は当然のことながらゼロエネを目指すとすれば 装備にコストがかかります。外装は、防水性能を向上させ、煩わしい戸袋などを撤去し、シンプルに徹しコストコントロール。 どまだんで全ての部屋の温度を均一にしながら太陽光でそれをゼロにします。
■どまだん改修システムを見てゆきましょう
●1まず、徹底的に調査します。とりわけ床下廻りは耐震上重要な場所。腐れ、汚れ、可能な限り手当し、どまだん改修の下準備。シロアリ対策も怠らず。 ※安易に既存住宅の床下に防湿コンクリートを打つと、それまでは少々だったシロアリの食害が、増幅するという事件が多発しています。この改修はそれを おこさないように、工夫が重ねられていて、特許の評価の一つはここにあります。
■どまだん蓄熱体の施工
どまだんシステム蓄熱体工事専門チームが行います。温々と温水で蓄熱し、蓄熱後は電気を止めてしまいます。その熱をさらに効果的にする実証が とれた、カーボンペイントを、この家では塗りました。大面積ですので空気清浄機能も莫大です。
■木造の小屋組の知見を活かし構造を整理→柱を抜いて梁を太く→上下階の効き目の良い場所の壁を強く
■グラスウールマット全部除去 → この住まいでは発泡ウレタンで断熱性能を三倍に増強。すき間なく充てん。
→ 小屋裏も部屋の中と同じ環境に→夏場は床下に冷水を流し冷たい空気を創る → その空気を夏場に屋根までもちあげるファンを増設
→ 屋根裏で開放。2階をクールダウン