リノベーション|倉庫をオフィスに大改造|温熱環境改善
■築30年超えの軽量鉄骨倉庫を大改修
リノベーションのポイントは観察です。
■使うべきところ壊すところを見極めます
壊しが少なければ少ない程、新たに創る場所が減りますから、工事費は廉価になる。
すなわち、いかに、既存の良いところを活かすか、を観察から見極めます。
■性能にかかわる場所はしっかり修繕する
雨水の浸水は原因を究明します。断熱を新規に行う場合、気がつかないすき間が改修の場合おきやすいので 新築の断熱工事で学んだ、断熱しづらい場所をチェックポイントにします。
■既存建物は図面が少ないことが多い
現地でさまざまな観点から調査し写真や図面に情報を重ねます。
■外回りの痛み、費用対効果を考えに入れつつ
浄化槽、電気設備などインフラの幹線等もチェック
■改修後の1階平面図
■改修後の2階平面図|吹抜けが特徴です。
■関東に多くの支所の展開に応えるべくCI化をファサードに表現します。
■バランスよく費用をかけて、印象はすっかりオフィスに生まれ変わりました。
■右のウイングは倉庫使用を継続します。
■白壁とスパンドレル、天然木もとりいれています。
■温熱環境的に開口部の高さを抑えめにして庇をたっぷりとりつけます。
■エントランスポーチに豊かな軒下空間を与えました。
■軒下空間に入る入口。正面に印象的なギャラリーのようなミーティングスペース。
■軒下空間から見たミーティングスペース
鮮やかなイエローのチェアで華やいだ雰囲気。
■軒下空間の様子
のどかな田園風景を借景しています。
■ミーティングスペースから見たエントランス
開放的な打合せコーナーはダイニングスペースとしても使われます。
■ミーティングスペース
エントランスポーチを見通します。
■2階に増床した大会議室
■倉庫の2階の床を一部抜いて吹抜けと縦の動線を付加
螺旋階段に木製の格子をからませて筒状のオブジェに
■会議室、吹抜けから見下ろします
エントランスポーチやミーティングスペース、執務空間全体がみわたせます。