和の力・木組み・温もり05|和美再発見|伊豆の離れ
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01陰翳と素材にこだわった【和美】再発見の住まい
穏やかな起伏のある土地に馴染むように配された平屋です。
屋根には【むくり】といってわずかな膨らみがあります。
★隅に開放的な濡れ縁がありますが、ここは板戸でインナーテラスへと変化します。
伝統的な仕口で納めた柱と梁。竹、漆、少しなぐり仕上を施した栗材。素材そのものが形であり空間をなしています。フルオープンにになるガラス戸、雨戸、障子によって幾重にも風景を楽しめる計画です。
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02陰翳と素材にこだわった【和美】再発見の住まい
同じ建物を直角に配したように見えますが、よく見るとそうではありません。鏡像対象の平面で内部に入り比べると全くことなる印象をうけるから不思議です。建物は関係性で大きく異なってくる、とりわけ風景との関係は重要です。90度回転させて配していることが、大きな印象の違いを生み出しています。
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03陰翳と素材にこだわった【和美】再発見の住まい
銅板の一文字葺屋根。棟には本瓦を被せてすこし田舎風の数寄屋を創出しています。
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04陰翳と素材にこだわった【和美】再発見の住まい
重なり合いをつくりだすべく、縁側、座敷、それぞれの区画に建具をいれて奥行き感を表出します。
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05陰翳と素材にこだわった【和美】再発見の住まい
雪見障子と櫛形の欄間。冬枯れした木立が一服の絵画のようです。
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